スタッフブログ

闘う建築家・安藤忠雄氏を感じる展覧会

こんにちは。
営業部の長﨑です。

先日、弊社グループ会社
京都建物辻正
が施工を担当している
滋賀県甲賀市の道の駅「あいの土山」の工事現場に、なんと設計を担当された隈研吾氏がご来訪されました。
 
新国立競技場などを手掛けられた、日本を代表する建築家のおひとりです。
私自身も、この道の駅の完成がますます楽しみになりました。
 
さて、日本を代表する建築家といえば、もうひとり忘れてはならないのが安藤忠雄氏”。

その安藤氏の展覧会『安藤忠雄展 青春』が、
現在、梅田の新しいランドマーク「グラングリーン大阪」で開催されていると聞き、先日足を運んできました。


◎永遠の「青春」を象徴する青リンゴ

会場のエントランスでまず目を引いたのは、青リンゴのオブジェ。

これはサミュエル・ウルマンの詩「青春」に
着想を得た作品で、「年齢に関わらず、理想を持ち挑戦を続けることこそが青春である」というメッセージが込められています。
 
安藤氏の建築人生そのものが、この「青春」の詩に重なって見えるようでした。


◎建築家・安藤忠雄の原点「住吉の長屋」

展示では、安藤氏が1976年に手がけた
初期の代表作「住吉の長屋の1/10スケール模型や図面、工事中の写真などが紹介されていました。


三軒長屋の中央一軒を切り取り、建蔽率をクリアするために真ん中に中庭を設けるという大胆な設計。

そして、打ちっぱなしのコンクリートと四季の光を取り入れるそのデザインは、従来の住宅設計の枠を超えたものであり、
日本建築学会賞を受賞。

安藤忠雄氏が世界に知られるきっかけとなった代表的な作品です。


住宅という日常の空間の中に、
思想や詩情を織り込む。

私自身も、日々設計業務に携わる中で、
ただの“図面”にとどまらず、お客様の暮らしの質を高める提案をしていきたいと、あらためて背筋が伸びる思いがしました。

◎「青春」は終わらない

安藤氏のプロジェクトは現在進行中で、
まだまだ「青春」の真っただ中にいらっしゃることかと思います。

そんな新プロジェクトの計画や「光の教会」
「水の教会」などご紹介したい展示はまだまだありましたが、それはぜひ、皆様ご自身の目で確かめてみてください。
 
『安藤忠雄展 青春』は、2025年7月21日まで、グラングリーン大阪にて開催中です。
建築に関心のある方はもちろん、日常に刺激を求めている方にもおすすめです。
新たな発見や、自分の中の“青春”を再確認できるひとときになるはずです。



◎最後にクイズ!

この建物はどこにあるでしょう。

安藤建築は意外と身近でも感じられるのです。
お出かけの時は歩きスマホなどせずに建築物を楽しみながら街を歩いてみてください!
※ヒント:京阪沿線のどこかです。
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展覧会情報:『安藤忠雄展 青春』
会期:2025年3月20日〜7月21日
会場:グラングリーン大阪(大阪市北区・JR大阪駅北側)
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最後までご覧頂きありがとうございます!
次回のスタッフブログは、、、
営業部『柳原』がお届けいたします♪
 
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